大視協ジャーナル10月号 第544号
時報
視覚障害者、国家資格で社会に貢献
募る、ボランティア施術者!
視覚障害者は、マッサージや鍼などの国家資格を努力して確保のうえ、誠実に施術治療(三療業)を実践し、社会に貢献しています。しかし、努力の甲斐なく、視覚障害三療業を取り巻く状況は年々劣悪になり、廃業を余儀なくされる視覚障害者も少なくありません。
大視協では、今年も区民まつりでワンコインマッサージ店を出店します。このワンコインマッサージ店は、視覚障害三療事業者を支援する対策の一環として行われます。
大視協では、まず、国家資格を有する視覚障害の皆さんの誠実な施術を味わってみてもらうことが大事であると思っています。一人でも多くの区民の方が経験していただけるように願っています。
そこで、ただ今、このワンコインマッサージ店でボランティアとして施術してくださる方を募集しています。
皆さん、さあ、国家資格を取得して頑張る視覚障害の皆さんと共に!
今年出店の区民まつりは此花区と西成区で、いずれも第51回区民まつり。施術はパイプ椅子を使用して、約15分間。施術料は500円。
ボランティアは、此花区も西成区もそれぞれ4名から5名を募集。いずれか1か所でも、短時間だけの参加も歓迎です。ご協力くださる方は、大視協事務局までご連絡ください。
電話 06-6765-5600
このはな区民まつり 【雨天中止】
日時 10月26日(日) 12時から15時30分
会場 西九条コミュニティ広場
募集締め切り 10月22日(水)
西成区民まつり 【台風など荒天中止】
日時 11月16日(日) 12時から15時30分
会場 西成区民ホール
募集締め切り 11月12日(水)
「ガイドヘルパーの日」、12月3日
視覚障害者が安心安全に外出するための同行援護は、制度化されて10年が経過しました。その間、同行援護を利用する視覚障害者は拡大の一途を辿り、現在では視覚障害者の外出を保障する仕組みとして、白杖を利用した単独歩行、盲導犬を利用した歩行とともに最も重要な外出保障の手段となりました。
しかし、同行援護はまだまだ社会で広く知られているとは言えません。また、その担い手であるガイドヘルパーの不足が続いており、新たなガイドヘルパーの養成が喫緊の課題となっています。そうした課題を解決するためには、社会に視覚障害者の外出を支援するガイドヘルパーの必要性を広く周知することが重要です。同行援護の充実・発展によって、人と人とのつながりが広がり、その結果として視覚障害者の社会参加が促進され、共生社会の実現に結びつくことが期待できます。
そこで、同行援護を創設した改正障害者自立支援法が成立した日(平成22年12月3日)を踏まえ、12月3日を記念日「視覚障害者ガイドヘルパーの日」としました。また、同法の公布日(平成22年12月10日)を踏まえ、12月3日から10日までを記念週間としました。記念日および記念週間を通して、同行援護等の視覚障害者の外出を保障する諸制度の理解を促しつつ、制度のさらなる発展を目指し、さらに、その支援者たるガイドヘルパーの地位向上や人材確保も同時に目指すための活動を行なっていきます。(日視連)
記念式典ライブ配信のご案内
本年度も記念式典を開催し、同行援護功労者表彰の表彰式等を行ないます。ライブ配信は下記よりご視聴ください。
配信日 12月3日(水)13時から14時30分
URL https://youtube.com/live/o3AAyRlhX70
[ライブ配信 二次元コード]

人権啓発講師養成研修
~目の見えない人・見えにくい人の理解を進めるために~
研修用テキスト令和7年度版
8月9日(土)、日視連(社会福祉法人日本視覚障害者団体連合)は、令和7年度第1回人権啓発講師養成研修を実施しました。これは、「合理的配慮」が義務化されるなど社会の動きに伴い、人権啓発に関する講師派遣依頼が多くなってきた状況に対する対策の一環として行われたものです。
当日、用いられた研修用テキストの目次を、下記のとおり紹介します。本文のテキストデータを希望される方は事務局までご連絡ください。
第1章 基本的人権の尊重と障害者差別解消法
1.基本的人権について
(1)障害者権利条約
(2)基本的人権
(3)視覚障害者にとって特に重要な基本的人権
2.障害者差別解消法について
(1)いつ、なぜこの法律ができたのか
(2)この法律で何が変わるのか
(3)合理的配慮とは何か
(4)障害者の差別の解消に向けて何をすべきか
(5)障害者差別解消法は何を目指しているか
第2章 視覚障害者とは
1.視覚障害者の人数
2.視覚障害者の年齢層
3.視覚障害者の見え方
4.視覚障害になる時期
5.視覚障害の原因
第3章 視覚障害者の2大不自由
1.視覚障害者の困り事とは何か
2.移動に関すること
(1)視覚障害者はどのようにして歩いているのか
(2)移動や外出をするための手法や支援
1)白杖
2)盲導犬
3)支援者
(3)道路のバリアフリー
1)視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)
2)音響式信号機
3)踏切
(4)乗り物のバリアフリー
1)電車
2)バス
3)タクシー
(5)建物のバリアフリー
1)エスカレーター
2)エレベーター
3)その他
(6)困っている視覚障害者に声かけをする
3.情報・コミュニケーションに関すること
(1)点字
(2)音声
(3)拡大文字
(4)ICT
(5)点字図書館
(6)代筆・代読