大視協 一般社団法人 大阪市視覚障害者福祉協会

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大視協ジャーナル11月号 第545号

時報

全国視覚障害青年研修大会 報告
      青年部長    濵﨑雄三(はまさき ゆうぞう)
      青年部担当理事 藤田義弘(ふじた よしひろ)

 9月14日(土)・15日(日)の2日間、愛知県豊橋市において「第71回全国視覚障害青年研修大会(愛知大会)」が開催されました。私たちも、大視協青年部の代表として参加し、全国各地から集まった仲間と交流を深めながら、学びと刺激に満ちた2日間を過ごしました。
 1日目は代表者会議の後、豊川稲荷や「ちくわの里」の見学、路面電車での博物館や吉田城訪問など、二つのコースに分かれて豊橋の文化に触れました。研修会では、青年部活動の今後の展開について意見交換を行い、地域を超えたネットワークづくりの大切さを実感しました。夜の懇親会では、10テーブルに分かれ、関東・北陸・九州など、各地の参加者と活動報告を交わしながら親睦を深めました。各地での取り組みや課題を共有することで、多くの気づきと学びを得る貴重な時間となりました。
 2日目は、視覚障害者のための結婚相談所を運営されている講師による講演が行われました。ワークショップを交えながら、「自分の長所に気づく方法」や「物事の捉え方を変えることで前向きに生きる姿勢」などが紹介され、参加者一同が熱心に耳を傾けました。さらに「コミュニケーション力を高める7つの習慣」など、日常生活に生かせる実践的な内容も多く、結婚を意識している人だけでなく、幅広い層にとって有意義な学びの場となりました。
 講演の様子はユーチューブ(Youtube)で視聴することができます。興味のある方は、ぜひご覧ください。

講演タイトル
「見えない」「見えにくい」からこそ大切にしたい、好印象と人との境界線
https://youtu.be/WV2vuAcm35E

全国視覚障害者結婚相談所
https://nissikon.com/

 大会を通じて、視覚障害青年の交流と相互理解が一層深まりました。今後もこの経験を生かし、大視協を中心に大阪の地域活動のさらなる活性化と仲間づくりに努めてまいりたいと思います。

“きぼう”のヘルパー、大阪市長から表彰

 10月17日、大阪国際交流センターにおいて「令和7年度大阪市社会福祉大会」が開催されました。本大会では、社会福祉事業に尽力された職員や関係者を対象に表彰が行われました。
 その中で、大視協の同行援護事業所“きぼう”の畠中アツ子(はたけなか あつこ)ヘルパーと中村美弥子(なかむら みやこ)ヘルパーが、大阪市長から感謝状を授与されました。お二人は、日頃から視覚障害者の外出支援や社会参加の促進に熱心に取り組まれ、その丁寧で温かい支援活動は多くの利用者から厚い信頼を得ています。今回の受賞は、長年の献身的な努力と誠実な姿勢が高く評価されたものです。
 改めまして、ヘルパーの皆さまの日々のご尽力に心から敬意と感謝を申し上げます。今後も多くの視覚障害者が安心して社会活動に参加できるよう、引き続きご支援を賜りたく存じます。

大視協、新たな理事会
                   会長 川越利信

 私たちの大視協は、高齢化と会員の減少という新たな大きな問題に直面しています。これは私たちだけのことではありません。他の障害者団体でも同じような悩みをかかえているように思います。今こそみんなで力を合わせて、元気な大視協を取り戻す時だと、私は思っています。このまま何もしなければ活動はしぼみ、組織の元気がなくなってしまいます。大視協は、ほどなく消えていくでしょう。
対策として何をすべきか、たくさんある中からまず、理事会の強靭化を選択しました。しかし、IT革命の延長線上で日々進展する今のデジタル社会においては、何をするにも私たち視覚障害者には限度があり、社会への対応が遅れ、業務全般の処理や遂行上、多くの苦労が伴います。
 そこで、盤石な理事会を構築するためには、会員以外の人材、今の時代に対処できる人材の確保が重要であります。つまり視覚に障害を持たない人で、デジタルに強い、社会的な見識が豊かな人材が求められます。
 そこで、定款や公益法人法に関して弁護士の助言を得て、理事に1名、監事に1名、会員以外の方に役員として参画していただくべく、去る10月12日の臨時社員総会において提案し、会員の皆さんの理解と承認を得ました。
 臨時社員総会の結果、令和7年10月12日現在の役員は次のとおりとなりました。
理事 16名
赤木彦方・石本恭仁子・栢本峰子・川越利信・栗原弘行・佐藤里美・鈴木昭二・髙畑久枝・田中克人・寺田建男・橋本陽一郎・藤田義弘・又吉和恵・宮本浩・森田昇・山下のぶ子
監事 2名
中村彰男・坂東正博
新執行役員
会長 川越利信
第1副会長 鈴木昭二
第2副会長 宮本浩
第3副会長 髙畑久枝
常務理事 田中克人(事務局長兼務)

大視協、此花区民と交わる
 ワンコインマッサージ店、盛況

 10月26日、此花区の西九条コミュニティ広場で「このはな区民まつり」が開催されました。大視協の三療協議会は、7名の国家資格を持つ会員が参加して会場のテントでいつものとおり「ワンコインマッサージ」店を開きました。
 当日は少し肌寒く、時々小雨も降るあいにくの天候でしたが、ワンコインマッサージ店には、坐骨神経痛、肩の痛み、腕の痺れなど、様々な痛みや苦痛を抱えた人たち57人が来店。大視協の三療協の皆さんは、ワンコインマッサージのテントを訪れたこれら市民の皆さんに、パイプ椅子と簡易ベッドを使い、国家資格を有する施術師として確かな施術治療を行いました。実は、後半ではお断りする方も出るほどの盛況ぶりでした。
 なお、11月16日(日)、西成区民センターで行われる西成区民まつりでワンコインマッサージ店を開きます。覗いてみてください。
写真:大視協のテントで施術を受ける方々(このはな区民まつりにて)